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再生可能エネルギーで発電した電気をどうやって有効に使うのか?

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去る10月31日、郡山市主催のツアーへ便乗し茨城県つくば市にあります独立行政法人産業技術総合研究所、通称「産総研」で行われましたオープンラボ2013へ行って参りました。

産総研とは日本の産業を支える環境・エネルギー、ライフサイエンス、情報通信・エレクトロニクス、ナノテクノロジー・材料・製造、計測・計量標準、地質という多様な6分野の研究を行う我が国最大級の公的研究機関です。

この最先端の研究機関が私の住む郡山市に来年4月にオープンします。
しかも、再生可能エネルギーに特化した「福島再生可能エネルギー研究所」だそうで、「こりゃあ行かねば!」と参加してきたわけです。

まるで大学のキャンパスのような広々とした雰囲気の場所で、それぞれの分野の最先端の研究成果が発表されていました。
すべてを1日で見て周る事は出来ませんでしたが、当社に関わりがあるであろう分野を中心に見学してきました。

さすが最先端、研究者の方のご説明を聞いても技術者出ない私には???ばかりで、通訳が必要な状況でした(^^;(一生懸命説明して下さった研究者の皆さん申し訳ありませんでした・・・)
イメージとしては、この先10年・20年先に一般に普及する技術というところでしょうか。

その中でも、目を引いた研究をご紹介します。
・水素キャリア製造・利用技術
 再生可能エネルギーで発電した電気で水素を発生させ、それを圧縮、管理しやすい状態にして保管し、必要なときに電気を作り出す技術です。

こうすることで、長時間貯めておくことの出来ない電気を管理しやすい状態にして、大容量で貯めておくことが出来ます。

デンマークなどでは、風力発電で余った電気を水素に変換し、水素タンクに貯蔵して必要なときにその水素で発電し、その際出た熱も再利用する実証実験が行われています。
産総研ではその一歩先、更に水素を鉱物に吸収させることで高密度に貯蔵する技術開発を行なっていました。

こうすれば、安全に保管出来き、且つ移送もしやすくなります。
再生可能エネルギーと“蓄電”はセットで考えないとならない分野ですので、とても期待しています。

節電・省エネコンサルティングの“株式会社えこでん”
http://www.eco-den.co.jp/

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